SEIJIのひとりごと 

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 No.1
サマピは特別
03.4.14

過去にサマピに参加した人、それぞれに沢山の思い出があるんやろうな!?

完全個人の感想です。
私見です。笑

『1981年〜1990年』

1年間がお正月でなく、サマピで回ってた(笑)

今みたいにネットも盛んじゃなくて、情報源はもっぱらメディアだった。
毎年4月ごろだったかなぁ?テレビやラジオで第一報が入るんよねぇ、今年はいつ!何処でやる!って。
その情報を心待ちにして、第一報が入ったらもう準備期間から戦闘モードへ移行(笑)
最初は友人と2人参加してて、今思えば寂しかったなぁ!

この頃のサマピは、知ってると思うけどオールナイト!
多大なる準備と心構えと体力が必要だった。
朝日が昇る中で最後の選曲「あの日の空よ」を歌う事を目指して駆け抜けてた。
終演後は真っ白な灰になるくらいに全力だったなぁ。
矢吹丈の気持ちがわかる!笑笑

そして!その頃だった!こうせつファンの素晴らしさを知ったのは!
自身もこうせつファンだ!って思ってたけど。
自主的にキャンプ村を立ち上げ!参加者の混乱を避けて!自主的に会場の掃除や石拾い!
優しさに満ち溢れた空間!
自分のこうせつ魂は浅かった!って思い知らされたよ。

二十代の俺は、今より少しだけとんがった生き方をしてて、最初は、ここまでやる?って思いもあったんだけど(笑)
あっ!現在はちょっと押されたら地球一周して戻ってくる位の究極の丸です……何か?(笑)

いつしか、俺もそうなりたい!俺も真のこうせつファンになりたい!って思いがふつふつと湧いてきた事を思い出す。
この時だね『こうせつファンのファン』になったのは!

後に「山奥の怪しい集会」って言われてた南阿蘇のアスペクタ音楽祭。
ここでは、率先して終演後のゴミ拾いもしたなぁ、少しはあの頃のファンに近づけてたのかは?わからないけどσ(^_^;)

そして回を増すごとに、仲間が増えていった。
サマーピクニックって知ってる?一緒に行かない?って声かけまくって!
友人が友人を呼ぶ連鎖が起こって、最初は知らなかったけど仲間の中には高校の後輩とかいたりしてね(笑)

百道のファイナルの時は30人を越してたなぁ。
ファイナルのオープニングの「あの日の空よ」でこのサマピが最後なんだ!って感極まって大泣きしたのを思い出した!
はっ?オープニングよ!早いっ!って総ツッコミやったなぁ(笑)
俺がコンサートで泣く?キャラじゃないやろ!っ感じだったから俺自身が一番ビックリした。

でも、楽しい時間っていずれは終わる!って事も、この後に知るんよねぇ。
サマピ以外のライブでは、同行する仲間も減っていき、30人もいた仲間も自然消滅状態になってしまう。
もう、あの優しさに満ち溢れた空間と時間は戻ってこない!寂しかったなぁ…。
あの頃の仲間達は、今どうしてるんやろ?

その後、沢山のサマピ経験者が体感した事だと思うんだけど?笑
サマピが終わっても、夢で擬似体験するんよ!
なんだ?あの行列は?…サマピ?!
出遅れたぁー!って!めちゃ焦ったりしてね。
毎年、夏の香りがする季節に夢でうなされる『サマピ後遺症』笑


『1999年サマーピクニック ドリーム』

サマーピクニックの復活が、飛び上がるほど嬉しかった!
開催を知った時から、頭の中はサマピの事しか考えられなくなった事を思い出すなぁ。 笑

俺も三十代半ば!
それぞれ家庭があったり、仕事も忙しく。
遠方に行ってる仲間や、熱が冷めた仲間!
それぞれの仲間との連絡の術もなく、やむなく家族で参加!
それはそれで楽しかったんだけど、周りを見渡せば、あの頃のファンの集団!
本当に羨ましかった!!

同じファンなんだから必然と言えるのかもしれないけど…。
羨ましさの眼差しで見ていた熱狂的なファン集団、その中に今じゃ仲間と呼べる人が沢山いるんよねぇ。
のぶこうや一番隊隊長、大分の1号さん達がそうやな!
箱崎のキャンプ村から会場移動の時に、信号待ちで車の列を切ってしまった俺を、文句も言わずに誘導してくれたのが一番隊隊長やったなぁ、感謝しかなかった!
あの頃は名前すら知らなかったけどね 笑


『2009年つま恋サマーピクニック』

ドリームからの10年間、ここが色んな意味で濃い10年だったかも?笑

『こうせつ野外ライブ!全席自由!』
この響きがとても恋しくて、アスペクタ音楽祭に参加するようになるんだけど、ここで今の仲間達に出会うんよ!
沢山出会った!沢山笑った!もう楽しかった思い出しかない!!

なんと言っても、みなあいちゃんの「こうせつ・どっと・こむ」の力は凄かった!
掲示板でやり取りしてたHNしか知らない人に、南阿蘇で直接会って、今じゃ家族みたいな仲間になってるからね!笑
みなあいちゃんと言えば、10年前のドリームのキャンプ村の集合写真で一緒に写ってる事をこの頃知るんだけど、びっくりしたなぁ!
だってその頃は、お互いに顔も名前も知らなかったからね。笑

この10年間で出会えた仲間は、大切な宝です。

あっ!つま恋サマーピクニックやった?!笑
この時の俺は、人生で一番のどん底にいたなぁ。
本当に地べたを這ように生きてるか?死んでるのか?自分でもわからなかった。
人生山あり谷ありって言うけど、この頃の俺はとても深い谷の地下に潜って暗闇で過ごしてた状態で、つま恋サマピなんて頭から消えてた。

そんな時に「サマピ、行こうや!」って、背中を押してくれたのが仲間でした。

嬉しかったなぁ、もうこれでライブ参加が最後でも構わない!サマピに行こう!
いろんな意味でボロボロの状態で参加しました。
泣けたなぁ、無性に泣けた。
そして、おいちゃんと仲間に、もう一度生き返らせてもらった。
忘れられないサマーピクニックでした。
ありがとうございました。


『2014年大阪サマーピクニック』

つま恋から5年後、個人的には少し立ち直ってて、いざ!サマーピクニック参戦!って感じで挑んだなぁ!
あっ!この時はTEAM373総勢60名の大所帯だったねー!
万博公園横のホテルを前線基地にして、とても贅沢なサマピだった!

オールナイトの頃は、格好なんて気にしない!
深夜になると、眠気と疲れとナチュラルハイ状態で人間が素になって、泥臭いサマピだったけど。
つま恋!大阪!はちょっとお洒落なサマピでもあったなぁ。
どちらも好きだけど 笑

今でも、オールナイトのサマピを再体験したいという希望はあるけど。
現実は歳を重ねた分、無理は出来ないんやろうなぁ。
残暑は残ってるけど、初秋と言ってもよい9月後半の5時間くらいが集中出来る限界なのかも
笑笑


そして『2019年福岡海の中道サマーピクニック』

最初に言いたい事は、本当に最後なのかなあ?

1990年に、自分の中で一度区切りをつけたサマピ。
復活をして、ずっと続くものだと思ってた。
勝手にだけど 笑

でも、何にでも終わりは来るんやろうなぁ。
ここは、素直に現実を受け止めなければいけないやろうね。

だったら!最後なら!
悔いが残らないようにサマピを楽しまなければ。
人生って言うほど大袈裟ではないけど、自分史の中で多大なる影響を受けた『祭り』だったからね。

そして今、20代の頃に憧れの眼差しで見つめた、こうせつファンに少しでも近づけたのかなぁ?俺。
まぁ、いいや!俺が決める事じゃない。笑

俺は、こうせつファンの端くれとして、最後のサマピを全身全霊で楽しもう!!

ここに集う、ファン仲間もそうしてほしいなぁ!
サマピを楽しもう!
本当に最後なら、悔いが残らないように!


そして、最後に。

いつもライブの時は一緒だった彼。
どこのライブでも必ず遠征してた彼女。
先に逝ってしまった仲間。

もう、簡単に再会することは出来ない遠くに行ってしまったけど。

最後のサマーピクニック、行こうや!一緒に。


最後まで読んでいただき、誠に有難う御座いました。




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